トマト農家はトマトに色が着き出した時に出荷します。店頭に並ぶ時に色がちょうど赤くなるようにするためです。赤くなってから出荷すると店頭に並ぶ時にはしおれたようになり、商品価値がなくなります。
トマトは桃やみかんのように数日、おいてからの方が糖度が上がるような特性はありません。糖度を上げるには光合成による実への糖分供給が必要です。したがって、栽培したまま、完熟状態での収穫が最も糖分が高くなります。放置した過熟状態では糖分が下がるようです。下の表の還元糖度の数値でわかると思います。「トマトの成熟に伴う成分の消長について」天理大学の論文から
本当においしいトマトを食べるには自分で栽培するのが最もいいと思います。

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