トマトハウス の栽培方法の基本は点滴潅水栽培です。これを最初に始めたと言われるのがイスラエルのネタフィム社です。ネタフィム社のホームページによると水理技術者であったシムハ・ブラムがゆっくり土にしみ込む水滴が生育に効果的なことを発見し、点滴潅水ができるチューブを開発し、イスラエルのネゲヴ砂漠で使い出したことが始まりです。その後、ラビリンスが組み込まれれたドリッパーを開発しました。トマトハウス もこのドリッパーを使っています。 トマトハウスの場合、節水というよりは少量潅水で与える水量を絞って、美味しいトマトを作ることを目的にしています。このドリッパーを使うと時間当たりの吐出量がほぼ一定なので潅水量、タイミングを制御しやすいメリットがあります。私たちはこのネタフィム社製のものを使って、商品化していきました。
アグリハウス で高糖度トマト栽培を始めようV1.9 点滴潅水栽培を開発したネタフィム社
更新日:2021年4月17日
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