高糖度トマトのアグリハウス式栽培V3.27、小規模トマト栽培システム 脇芽は除去
中玉品種の「フルティカ」の栽培では主軸に実を成らせます。そのため、脇芽は除去しますが、約１０ cm程度になったぐらいで摘み取ります。この時にハサミで除去するのでなく、手で根元を折って、除去します。ハサミには細菌が付着しやすく、ここから病気が広がる可能性があるからです。...
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政一 田中
- 2021年8月8日
- 1 分
高糖度トマトのアグリハウス式栽培V3.26、小規模トマト栽培システム 一房に８個の実になるように摘花
開花し、着果作業を行ってからは摘花作業があります。中玉品種のフルティカでは一房に８個が着果するように９番以降の花は摘み取っていきます。これは実の大きさと収穫時期を合わせるためです。もったいないと思い、そのままにしておくと小さな実になったり、収穫時期が遅れたりして、結局、廃棄...
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政一 田中
- 2021年8月7日
- 1 分
高糖度トマトのアグリハウス式栽培V3.25、小規模トマト栽培システム トマトの花が咲くけば着果促進剤「トマトトーン」
定植後、３週間ほどでトマトの花が咲いてきます。ハウス内では基本的には虫が飛んでこないので、人工的に受粉作業を行います。最初に咲いた花が環境の気温で障害があったり、受粉作業が行われない時には次の花が咲かなかったり、着果しなかったりします。１番の花は確実に着果させましょう。...
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政一 田中
- 2021年8月6日
- 1 分
高糖度トマトのアグリハウス式栽培V3.24、小規模トマト栽培システム 微生物殺菌剤「インプレッション クリア」
ここで紹介する微生物殺菌剤「インプレッション クリア」はトマトのうどん粉病やカビ病に効果があります。病原菌が作物に感染して病気になるのは作物の表面に付着して活動することで引き起こされるのですが、その付着するところに強いトマトに無害の微生物が住み着いていることで細菌が入ってこ...
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政一 田中
- 2021年8月5日
- 1 分
高糖度トマトのアグリハウス式栽培V3.23、小規模トマト栽培システム ハウス栽培の微生物防除剤
小規模ハウスでは害虫防除の管理は日常作業として行います。使用頻度が高いため、防除剤は農薬でない微生物系防除剤を使用します。予防として使用しますので、定期的に散布します。防除剤は２種類使用しますが、害虫予防と細菌予防です。...
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政一 田中
- 2021年8月4日
- 1 分
高糖度トマトのアグリハウス式栽培V3.22、小規模トマト栽培システム ハウス栽培の害虫コナジラミ、ダニ
ハウス内で発生しやすい害虫にハモグリバエ以外にコナジラミとサビダニなどがあります。どちらも少ない時は栽培に影響ありませんが、放置すると増殖して、被害が大きくなります。特に、どちらも病気を運んでくることがありますので、要注意です。...
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政一 田中
- 2021年8月3日
- 1 分
高糖度トマトのアグリハウス式栽培V3.21、小規模トマト栽培システム ハウス栽培は害虫が出やすい
ハウス内はトマトが成長しやすい環境を作ります。同時にそれは害虫にも最適な環境になります。大規模ハウスではクリーンルームのような設備で害虫を排除していますが、それでも進入してきます。まして、小規模ではそのような設備を用意できませんので、適切な防除が必要になってきます。...
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政一 田中
- 2021年8月2日
- 1 分
高糖度トマトのアグリハウス式栽培V3.20、小規模トマト栽培システム 定植後、高さ３０cmで誘引開始
定植後、３週間ほどでトマトの高さが３０cm程度になります。自然の状態ではトマトは地を這うようにして成長していきます。畑でトマトを栽培する欧米の農家は広大な面積を利用して、誘引せずにそのまま栽培しますが、日本では施設栽培が中心で、面積が小さいため、手間はかかりますが、上方に伸...
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政一 田中
- 2021年8月1日
- 1 分
高糖度トマトのアグリハウス式栽培V3.19、小規模トマト栽培システム 定植は３０cm間隔で
画像はアグリハウス が提携しているクボタサンベジファームでの定植時の様子です。３０cm間隔ですが、交互に左右に誘引しますので、株間は６０cmになります。トマト苗はポットのまま、ホルダーにセットするだけですので作業も簡単です。...
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政一 田中
- 2021年7月31日
- 1 分
高糖度トマトのアグリハウス式栽培V3.18、小規模トマト栽培システム 播種後、1から1.5ヶ月で定植します
高温時は１ヶ月、低温時は1.５ヶ月で定植できる大きさになります。ポットに移す鉢上げ後も温度管理と水管理を怠らず行います。真冬、真夏の作業になりますから注意が必要です。 定植直前になると害虫にも注意が必要です。ハモグリバエが発生しやすく、しっかり、駆除しておきます。あまり気に...
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政一 田中
- 2021年7月30日
- 1 分
高糖度トマトのアグリハウス式栽培V3.17、小規模トマト栽培システム ポットの培土には保水剤を混ぜる
アグリハウス 式の栽培では培土に高度な保水性が求められます。ピートモス自体も保水性が高いのですが、より強化するために保水剤を培土の量に対して、３％混入します。 保水剤は家庭菜園でもよく利用されています。毎日、庭木に水やりをしていますが、特に、真夏には水やりを怠ると枯れてしま...
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政一 田中
- 2021年7月29日
- 1 分
高糖度トマトのアグリハウス式栽培V3.16、小規模トマト栽培システム ポットの培土にはピートモスを使用
播種後、程度で２週間でポットに苗を移す鉢上げを行いますが、ポットの培土にはピートモスを使用します。ピートモスは保水性が良いのでアグリハウス の点滴栽培に適しています。ピートモスにはカナダ産のPH調整をしたものを使いますが、市販のピートモスには無調整のものがあり、その場合、石...
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政一 田中
- 2021年7月28日
- 1 分
高糖度トマトのアグリハウス式栽培V3.15、小規模トマト栽培システム トマトの育苗は管理が大切
トマトが発芽してからは温度管理と水やりに注意を払います。これは真夏、真冬ではなかなか難しい作業ですので、特別な設備が必要になります。一般には難しいのでプロに任すのがいいのですが、時期外れなので引き受けてくれるところも少ないようです。アグリハウス...
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政一 田中
- 2021年7月27日
- 1 分
高糖度トマトのアグリハウス式栽培V3.14、小規模トマト栽培システム トマト種の播種
アグリハウス ではトマトの栽培開始は２月下旬と９月中旬です。それに先立って、播種作業を行いますが、冬は４０日前、夏は３０日前です。品種は中玉品種の「フルティカ」です。この品種は普通の栽培でも糖度６程度になる品種ですが、糖度9から１０を目指して栽培します。播種は７２穴のトレイ...
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政一 田中
- 2021年7月26日
- 1 分
高糖度トマトのアグリハウス式栽培V3.13、小規模トマト栽培システム 養液の管理はECメーターで
通常、施設栽培している農家は養液をEC値で管理しています。EC値は養液の電気的特性を測定して、養液の濃さを見ています。養液の濃さは生育段階で適正値は変わりますので、こまめに管理していく必要があります。小規模といえどこのECメーターは必需品です。施設農家では養液の混合設備があ...
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政一 田中
- 2021年7月25日
- 1 分
高糖度トマトのアグリハウス式栽培V3.12、小規模トマト栽培システム ハウス内は白色の防草シートで
画像はアグリハウス が納入したクボタサンベジファームのものです。３列で約９０株の栽培ですが、列の間隔は1.５mで、ポットは３０cm間隔で設置しました。トマトが成長すると交互左右に誘引するので作業間隔としては６０cm株間になります。地面には白色の防草シートを敷いていますが、こ...
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政一 田中
- 2021年7月24日
- 1 分
高糖度トマトのアグリハウス式栽培V3.11、小規模トマト栽培システム 養液供給はネタフィム社のドリッパー
アグリハウス 式栽培では養液はポンプで送り出され、チューブを通して、それぞれのポットに供給されますが、その先端にはドリッパーがついています。点滴灌漑ではチューブに直接、穴を開けて、供給する方法がありますが、株数が多くなったときに、チューブ内の圧力損失で供給量が変動してします...
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政一 田中
- 2021年7月23日
- 1 分
高糖度トマトのアグリハウス式栽培V3.10、小規模トマト栽培システム 養液はOATハウス製の肥料を使用
アグリハウス ではOATハウス製の肥料を使用しますが、これは一般的には水耕栽培施設栽培に使用するものです。大規模の栽培施設では自動的に希釈、混合しますが、アグリハウス では小規模を前提にしていますので、手作業で希釈、混合します。まず、１００倍希釈用の原液を作ります。肥料は２...
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